わたしがカメラマンを目指したきっかけは、兄がカメラマンであったこともありますが、その当時有名なカメラマン浅井慎平さんの影響もありました。浅井さんは、頭脳明晰でクイズ番組のキャプテンをされていたり、本を主筆されたりして、今までのカメラマンとは違う何かを持っておられ、カメラマンの世界を、職人から感性の世界に開いてくださいました。
浅井さんの作品は、日常を感性で切り撮られ、今まで見慣れた街並みを風景をさりげなく撮られています。わたしも学生であった時、天井に浅井さんの作品をポスターを貼って眺めていました。
その尊敬するカメラマン浅井慎平さんの言葉を今も覚えています。「いいな〜と思った時に、瞬きしたら写真が撮れるようになればいいのに」と言われていたのですが、わたしもつくづくそう思わされています。 今はほとんどメディアではお見かけしませんが、大阪メトロ等の駅構内で貼られている『いいちこ』のポスターの写真、実は浅井慎平さんが撮られたものです。
みなさんも毎日カメラを会社に学校に持って行きませんか?いいな〜と思った時すぐに写真を撮ってみませんか?素敵なカメラライフを満喫できることを願っています。