撮影スポット

川に映る夕方の空が美しいー天満橋

私の大好きな撮影スポット天満橋、朝は東側、OBPパーク越しの朝焼け。夕方は天神橋・淀屋橋方面のビルの間に沈む夕陽、夕景。まさに夕景の絶景スポットではないでしょうか。写真初心者の方にとってもオススメです。

春には大川沿いに桜が咲きほこり、まさに水都大阪にふさわしい景観が広がります。

天満橋から天神橋・淀屋橋に向けての夕景
OMMビルを背景に、大川沿いに咲く桜

京阪・大阪メトロの天満橋駅から地上にあがってすぐの天満橋は、大阪市のHPによると、大阪市に流れる大川にかけられた橋、天満橋は江戸時代から天神橋・難波橋と並んで浪花で最も重要かつ市井(しせい)の人々に親しまれた橋で、この三橋は「なにわの三大橋」と呼ばれ、公儀橋として幕府が直接管理し、高蘭擬宝珠(こうらんぎぼし)があり壮観な姿であったらしい。

現在の天満橋は、昭和10年に重厚なゲルバー式鋼桁橋に架け替えられたもので、平成元年に改装されている。

 

京阪天満橋駅

京阪天満橋駅は1910年(明治43年)の京阪本線開通時に初代大阪方の終着ターミナルとして開業。1963年(昭和38年)の天満橋駅ー淀屋橋駅間延伸開業時に、移設され、地下化された。中間駅となってしまったが、大阪メトロともつながり、京阪シティモールや大坂キャスルホテル、OMMビルにもつながっていて、谷町筋以東は官庁街となっていて、大阪の重要な街の一つである。

 

八軒屋

天満橋の西南、川沿いには水上バス、遊覧観光船、屋形船が発着する八軒屋浜がある。さらに川沿いを進んでいくと観光船案内所、情報発信スペース、レストランからなる「『川の駅』はちけんや」がある。

江戸時代、八軒家には三十石船をはじめ野崎詣・毘羅参などの さまざまな船が発着し、淀川流域の船着場として随一の賑わいを見せた。船着場には京街道でもあった浜通から川岸 に か けて、石の階段「雁木」が築かれ、物資の積み下ろしや人の乗り降りに便利な工夫がされていた。三十石船は八軒家と京・伏見の間、11里余(約 45㎞) を上り一日、下り半日で運航し、江戸時代を通して貨客輸送の中心を占めた。明治三年(1870年)に蒸気汽船が就航すると三十石船は衰退し、明治四三(1910年) に京阪電気鉄道が天満橋ー京都五条間に開通して、八軒家は淀川の貨客輸送のターミナルの役目を終えた。しかし、現在、水の都大阪再生の核となる取り組みして、水上交通の拠点となる船着場が八軒家に完成し、往時の賑やかな水上ターミナルの役目は、現代にも引き継がれている。(案内板より)

将棊島 粗朶 水制跡

天満橋を北に向かって渡りきると、川沿いに降りる階段がある。降りると直ぐに、将棊島 粗朶 水制跡の案内板がある。

 

将棊島 粗朶 水制跡

(しょうぎじま そだ すいせいあと)
将棊島は、淀川の水が寝屋川・鯰江川に逆流して水害を引き起こすのを防ぐために、三つの河川の合流点の網島から天満橋を越えて236間(約430m)余り下流まで築かれた隔流堤で、幅七間(約一三m)あった。淀川治水のため、明治六年(1873年)に来日したオランダ人技術者デ・レーケ、エッシェル、ティッセンの三人は、その翌年、将棊島地先にオランダ式の粗朶沈床による水制工を実施した。これは木の枝を束ね、組み合わせたものに石を詰め、河岸から河の中央に向かって設置された突起物で、水の勢いを弱め、護岸に効果があった。この工法はケレップ水制とも呼ばれ、現在でも城北公園(旭区)北側の淀川左岸にそのなごりを留める。デ・レーケは来日してから29年間、大阪に留まり、淀川の治水と大阪港の建設に尽力した。 大阪市教育委員会(案内板より)

天満の子守唄

さらに川沿いを西へ進んでいくと、天満の子守唄の歌碑がある。このあたりは天満の青物市場があった。

天満の市(守り子唄)
 ねんねころいち 天満の市で
 大根そろえて 舟に積む
 舟に積んだら どこまでゆきゃる
 木津や難波の 橋の下
 橋の下には 鴎がいやる
 鴎とりたや 竹ほしや
 竹がほしけりゃ 竹やへござれ
 竹はゆらゆら 由良之助

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