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春によく見かける白い花ー春を告げる白い花

春の白い花

待ちに待った春が来ました。今年の1月と2月は東京などでも雪が積もるほどでしたが、3月に入り4月のような暖かい日が多く、花の開花が早くなったようです。近年、花の品種改良が進み、いろんな色の花が見られるようになりましたが、その中で白い花は清楚で清々しく、変わらない魅力があります。

ユキヤナギ

 

花壇や公園でよく見られる、バラ科シモツケ属のユキヤナギ。和名の「雪柳」は枝垂れる姿がヤナギに似ており、白い小花が雪をかぶったように見えることから付けられたようです。

 

スノーフレーク

 

スズランのような形の、ヒガンバナ科スノーフレーク属のスノーフレーク。白い花弁に緑の斑点がある可憐な花ですが、とても丈夫な花だそうです。別名の「鈴蘭水仙(スズランスイセン)」は、花がスズランに、葉がスイセンに似ていることから付けられたようです。

 

ニホンスイセン

 

ヒガンバナ科スイセン属のニホンスイセンは、漢字で「日本水仙」ですが、日本原産ではなく中国から渡ってきたそうです。中国で「仙人は、天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙」という古典から水仙という名になったようです。

 

コブシ

 

コブシは、モクレン科モクレン属に属する落葉高木です。早春に白色のきれいな花を咲かせ、冬が明ける合図となる花で、街路樹としてよく見かけます。似ているハクモクレンがありますが、コブシの花びらが6枚で、ハクモクレンは9枚です。

 

ハナニラ

 

ユリ科ハナニラ属のハナニラは南米原産で、春に星の形をした花が咲き、名前のとおり葉からニラのような香りがします。とても丈夫で、道端などでもよく見かけます。

 

マーガレット

 

キク科モクシュンギク属のマーガレットは、明治時代末期にヨーロッパから伝わって来た常緑多年草で、一重の白い花を咲かせます。一重から八重咲まで園芸品種も多く、花壇などでよくみかけます。

 

春の白い花は他にもたくさんありますが、私たちのまわりでよく見かける花をあげてみました。あなたも近くにもきっと咲いていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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