1973年、渡哲也さんが歌って、90万枚を売り上げるほど大ヒットした、『くちなしの花』。今でもその歌詞を覚えています。しかしその花がどのような花なのか知りませんでした。
しかしインスタグラムのフォロワーさんがクチナシの花を投稿されていてビックリ。意外や意外、今までずっと見ていた花で、自宅の近くに咲いていたのでした。
クチナシの花のかおり
アカネ科クチナシ属常緑低木のクチナシは原産地は日本、中国、台湾、インドシナですが、日本では、本州西部で、暖かい気候を好むようです。また世界に200種類以上の品種があるそうです。
クチナシ(梔子)の花の香りは、ジンチョウゲ(沈丁花)、キンモクセイ(金木犀)と並んで三大香木(サンダイコウボク)と言われているほど、甘い香りがして親しまれているそうです。あらためて近くで香りを嗅いで見ると、本当にいい香りでした。欧米では男性が女性をダンスパーティーに誘う時にクチナシの花を贈るほどであるそうです。
クチナシという名が付けられた説は諸説あるようで、ある和歌が名前の由来(口無し、が転じて)ではないかとも言われているそうです。
また、そのオレンジ色の実は、天然着色料や生薬にも使われている等、用いられています。
花言葉は「喜びを運ぶ」「とても幸せです」「洗練」「清潔」「優雅」などで、白く美しい花の様子に由来するものが多いようです。誕生花は5月6日、6月7日、6月30日、7月7日です。
今ちょうどクチナシの花のシーズンです。花を咲かせてもすぐに枯れかけてしまうので、綺麗な花を選んで撮影しましょう。
メモ
EOS Kiss X8i EF50mmF1.8 絞り優先F2オートにて撮影。
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