シラサギのなかで最も小さなコサギ
私の住む大阪市東住吉区に流れる、駒川や今川では鳥たちの姿をよく見かけることができます。そのなかでもよく目立つのが白いサギ。白いサギなので「シラサギ」かと思っていたのですが、シラサギにも色んな種類があって、よく調べてみたところ、「コサギ」というシラサギの仲間でした。
「シラサギ」とは、鳥綱コウノトリ目サギ科の白いサギ類の総称で、日本では大きさの順にダイサギ・チュウサギ・コサギ、とまれに飛来するカラシガサギの4種類のことをいうようです。そのなかでもコサギが最も多く、シラサギのなかで最も小さくチュウサギより小さいのでコサギと呼ばれるようになったそうです。
コサギは全長約60センチメートルでカラスほどの大きさ。くちばしが黒く、足の指が黄色いことが特徴で、夏羽では頭に2本の長い冠羽が現れるようです。田んぼや川など水があるところでよく見かけることができ、魚やカエル、ザリガニなどをエサにし、林などに集団で住み、集団繁殖地を形成するようです。
コサギの他にダイサギやチュウサギもよく見かけらますが、大きさやくちばしの色、足の指の色などで区別できるようですが、繁殖期には色が変わるようなので、注意が必要です。
都会の川などでもよく見かけるシラサギ、是非、写真に撮って、どのシラサギか調べてみるもの面白いかもしれません。